パン屋・ベーカリーの宅配参入 | 飲食店経営や、外食・製菓・宅配・給食などの飲食コンサルタント・食品コンサルタントなら船井総合研究所

フードビジネス.com
コンサルタントコラム

宅配
2017/2/16
パン屋・ベーカリーの宅配参入
パン屋・ベーカリーの宅配参入

フードデリバリーグループの春日です。

 

近頃街のベーカリーの経営者様から、
宅配事業に参入をしたいというご相談を受けることが多くなってきました。
 
そこで、本日は改めてベーカリーの宅配参入について少し纏めてみました。
 
毎年株式会社クラレが発表している新小学生の女の子の「なりたい職業ランキング」。
なんと「パン屋さん」は18年連続1位に輝いています。
 
大学生のアルバイトでもベーカリーやカフェは人気の業種です。
 
しかし実際働いてみるとこの評価は一変。
 
朝は早く、夜は遅い。
華やかな見た目とは裏腹に仕事はきつい。
その癖に給料は安い。
そのためなかなか従業員が定着しません。
 
コンビニに客を奪われ、客が来ない。
商品にロスが出て、利益率も悪化。
人件費にそこまでお金をかけられなくなり、シフトを減らす・・・
 
そんな街のパン屋さんが今後生き残っていくための1つの方法が宅配ビジネスへの参入です。
 
皆様ご存知の通り、
日本は1億総活躍社会という名の共働き社会です。
高齢者率が25%を超える超高齢社会でもあります。
 
だからこそ、買い物難民へのお届け、朝ごはんの定期宅配等、
自社のパンやサンドイッチやベーグルを店の外に持っていく「宅配ビジネス」が注目されています。
 
ベーカリーの店外売上は大きく5つの分類に分かれます。
 
①個人宅への定期宅配等のBtoCストック型モデル
②法人や団体の会議や集まりを狙った完全予約型高単価宅配モデル
③病院や学校の食堂やスーパー等に卸販売をする卸販売モデル
④オフィス街、広場等に出店する移動販売型モデル
⑤自社サイトを使った通信販売
 
一般的には宅配といえば①を連想しますが、
効率的に利益を稼ぐためには②から取り組むことをおすすめしています。
 
法人のランチミーティングや気軽なオフィスでの宴会、
大切な取引先への接待に付加価値の高いプレミアムサンドイッチ等を
宅配するモデルです。
 
店舗売上がなかなか上がらないベーカリー経営者の皆様は
是非既存の設備・人員を活かした宅配参入も視野に入れて頂ければと思います。
 

担当者
春日 大輝

関西学院大学卒業後、大手食品メーカーに入社。
食品メーカーでは量販店担当の営業マンとして現場の最前線で活躍。船井総研に転職後は食に関する企業の支援に徹底的にこだわり、20社を超える支援やプロジェクトに加わり成果を上げる。宅配・ケータリング業を専門としてからも、「答えは現場にしかない」というポリシーの下、徹底的に現場レベルの具体的な提案にこだわり続ける異色のコンサルタント。自分で現場に足を運んで得た生々しい事例を基に構築した戦闘レベルの提案に、船井流のマーケティング戦略を掛け合わせたユニークな提案には定評がある。

記事を見る
その他おすすめの記事