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2017/2/14

商品の価値を伝えるためには?~工場見学のすゝめ~

商品の価値を伝えるためには?~工場見学のすゝめ~

精込めて作っている商品の価値を消費者に伝えたい。

 

そのように考えておられる食品メーカーの経営者・職人の方は多いのではないのでしょうか。
 
ただただ良いものを作っていれば売れ続けるという時代はとっくに終焉し、
いかに良いものを作って、その価値を消費者にダイレクトに伝えられるのかという点が
非常に重要になってきています。
 
しかしモノの良さはどのように伝えるのがベストなのでしょうか?
 
・HPを作って拡散する。
・会社案内を作りこみアピールする。
・展示会に出て卸の会社様に直接売り込みを行い伝えてもらうようにお願いをする。

 
どれも重要です。上記のひとつひとつをクリアしていくことで
間違いなく消費者に対して自社の良さを知ってもらえることになるでしょう。
 
しかし、一番消費者に対してダイレクトにその商品の価値を知ってもらうためには、
実際にその商品の製造現場を見せて食品メーカーの
“こだわり”をみせるという事が重要であると考えられます。
 
つまり工場であれば工場見学です。
非日常感を求めている消費者は普通ではテレビでしか見ることができない、
商品の製造現場に自分が入り込んで見学することができる。
このような体験をすることで消費者はその商品に対してのロイヤリティを高めていきます。
 
では工場見学は何を見せればよいのでしょうか?
工場で普段働いている人には見なれた現場・・・
どこをどのように見せれば消費者に高い満足度を持ってもらえるのかという
事はなかなか見えないものです。
 
私たちは商品を製造している食品メーカーの方々に
まず以下のように自社の工場のラインを整理するようにおすすめしております。
 
① 原料⇒素材
② 素材⇒仕掛品
③ 仕掛品⇒製品
④ 製品⇒商品
 
消費者はその商品が何からできるかという事を知っていることが多いです。
ただ、その商品がどのような経路をたどって商品へとなるのかという点を
頭の中で理解したいという欲求を持っています。
 
よって一貫した製造工程を見せることが必要です。
 
初め原料であったものが目の前でどのように素材に変わり、
その変わった素材がどのように仕掛品に変わり、製品になるのか。
また、その製品がどのように梱包され商品となり、自分たちの手元に届く商品となるのか。
 
この点をしっかりと一貫して見せることによって
消費者は自分たちの知っている商品がどのような経路をたどって
商品になっているのかという事を理解することができます。
 
製造中の衛生面の問題でなかなか見せにくい工程もあるかもしれません。
 
しかし、この流れだけしっかりと見せることが出来さえすれば
消費者があなたの会社の商品のファンとなることは間違いないでしょう。
 
いきなり工場見学を始めるのではなく、
まずは自社の製造工程を整理するところから初めてみてください。
 

担当者
小林 駿介

新卒で船井総合研究所に入社後、IT・メディアグループにてWEB構築・セキュリティなどの仕事にたずさわる。現在はフードビジネス支援部
にて主に食品メーカーのコンサルティングに携わり、月に20日以上日本各地を巡っている。
すぐに結果が出るWEBや紙媒体での販促提案はもちろん、見込み客の創出を行う経営者に寄り添った提案を強みとしている。

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