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宅配
2016/10/17
現在伸びている寿司宅配の業態とは
現在伸びている寿司宅配の業態とは

司宅配を全国規模で展開している「銀のさら」。
今や、全国の寿司宅配市場の50%以上のシェアを確保していると言われています。

 

そんな「銀のさら」を運営する株式会社ライドオン・エクスプレスですが、
実は今、「銀のさら」は出店を進めていません。
一方、同社でここ2年弱で積極的に進めている寿司宅配ブランドがあります。
 
それが「すし上等!」です。
 
2016年3月期の同社の決算報告書では、
「銀のさら」が1店舗出店(3店舗閉店)に対し
「すし上等!」は141店舗出店(1店舗閉店)という大躍進です。
 
「すし上等!」がどんなブランドかというと、
・商品カテゴリを「寿司」に絞ったデリバリー業態
・商品単価のボリュームゾーンは1人前単価1,000円予算
(「銀のさら」は1,500円予算なので価格帯をひとつ下げている)
という、より洗練されたシンプルな業態です。
 
このシンプルな業態を先行していくことで、
運営元の株式会社ライドオン・エクスプレスは前期に比べ
原価率を0.9ポイント(額にして約5,000万)改善しました。
 
実はこのようなモデルが今、地方でも旋風を起こしています。
それが山形を拠点とする「すし海道」です。
山形という立地で27店舗出店、FC展開も進めており全国で37店舗です。
しかも1店舗あたり平均売上高が5,000万・営利1,000万というから驚きです。
 
商品数の違いこそあれど、寿司に絞った品揃えやボリュームゾーンの出し方などを見ると、
「すし上等!」と驚くほど酷似しています。
(※どちらが先かは定かではありません)
 
こうした、価格競争を生み顧客が“コスパ”を意識するのはデリバリーという市場が
ライフサイクル上導入期ではなくなったことを意味するのかもしれません。
 

担当者
アシスタントコンサルタント
船越 良

新卒で入社以来、船井総研で飲食仕出し・宅配専門にコンサルティングを行なっている。
飲食店、仕出し会社、給食会社などに年間300日以上お伺いし、現場で即時業績アップする立上げと活性化をサポートしている。勉強会組織、『ケータリング・宅配研究会』を運営。

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