メーカーこそ最終消費者との接点をつくる | 日本最大規模の飲食業・食品ビジネスのコンサルティングチーム「船井総研フードビジネス支援部」の情報発信サイト

フードビジネス.com
コンサルタントコラム

食品
2016/9/27

メーカーこそ最終消費者との接点をつくる

メーカーこそ最終消費者との接点をつくる

消費者ニーズが変化していると言いますが、
今は具体的には以下のようなニーズがあります。
 
・想像力を引き出し知性に訴えかける商品を求める。
 
・五感に訴えかけ感覚的経験を求める。
 
・ポジティブな情緒的経験を求める
(製品にひもづいた自分のシナリオを大切にする)
 
・体験や相互作用、新しいやり方で身体的経験とライフスタイルの提案を求める
(アクティブな共同創造者であることを求める)
 
・コミュニティや文化との関連付けを求める
(リバリュー:古いものの価値を活用する)
 
また、更なる安心安全や購入時間の節約(時間を最大限に利用し、時間を短縮できるツールやサービス)を
求める傾向が強くなってきています。
 
このような消費者意識の変化の中、食品メーカーに求められるのは、
消費者が経験的価値を体感することができるコンテンツづくりです。
 
具体的には、共感を生む社会的意義のあるミッション、モノづくりの過程を体験できるストーリーの提供、
人についつい話したくなる話題性のある商品、消費者のライフスタイルを豊かにするお役立ち情報などが
要素として挙げられます。

最終消費者との接点はメーカー自ら作る

上記のように消費者ニーズが変わると、食品メーカーに求められる付加価値がモノづくりからコトづくりへ転換していく中で
これまでメーカーなら小売や卸へ、小売はメーカーや卸など他社に頼っていた顧客との接点を自社が主導権を持って伝える
ことができる企業が消費者の支持をあつめ、ファン客を生み、持続的成長が可能になると言えます。

 また、成熟業界である食品業界は、垂直統合(メーカーの小売や農業への参入。小売・卸のメーカー機能の付加)や、
飲食業界や観光産業からの参入など、ボーダレス化がより加速し競争が激化していくため、
一層、自社が主導権を持って顧客と接していくことは必要でしょう。
担当者
グループマネージャー 上席コンサルタント
花岡 良輔

船井総研食品グループを統括するマネジャー。食品製造業、卸・商社・小売を「つなぐ」コンサルティングスタイルを展開すべく、2014年にそれまでバラバラに活動していた食品部門のコンサルティングメンバーを集約。船井流ヒット商品開発法を完全ルール化。数々のヒット商 品を世に送り出している。食品産業新聞社「中小食品メーカーのブランド化戦略」執筆中。著書に中小食品メーカーのブランド化戦略、船井流販促大全など

このコンサルタントに相談する
記事を見る
その他おすすめの記事